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洗濯洗剤、シャンプー、タオルと、肌に触れるものの話が続きました。今日はその締めくくりです。
枕カバー。
考えてみると、これがいちばん長く肌に触れています。服は日中に着替えますし、タオルは数十秒。でも枕カバーは、顔と首に何時間も、しかも同じ面が当たり続けます。寝返りを打つとはいえ、一晩で6時間、7時間。それが毎日です。
しかもここには、髪も一緒に乗っています。
きっかけは肌ではなく、髪でした
正直に書くと、私が枕カバーを変えたのは肌のためではありませんでした。
気になっていたのは抜け毛です。朝起きると枕の上に髪が落ちている。その量が気になって調べているうちに、髪にはシルクがいいらしい、と知りました。それで試してみたのが始まりです。
今使っているのはシルク100%のものです。
髪については、はっきり変わりました
これは分かりやすい変化でした。
**寝ている間の抜け毛がとても減りました。**それと、**寝ぐせが以前ほど酷くなくなりました。**朝起きたときの髪の状態が違います。
理由は摩擦だと思っています。綿やパイル地は表面に細かい凹凸があるので、寝返りのたびに髪が引っかかります。シルクはつるりとしていて滑るので、髪が擦れずに済む。抜け毛の一部は「抜けた」のではなく「引っ張られて切れた・取れた」ものだったのかもしれない、と今は思っています。
そして、肌にも優しかった
髪のために始めたことでしたが、結果的に肌にも良かったと思っています。
摩擦が減るのは、髪だけの話ではありません。顔と首も同じ布に当たっているわけですから、当然その分の刺激も減ります。私は首からデコルテにかけてがつらい時期が長かったので、そこに一晩中当たり続けるものが滑らかになったのは、悪いことではなかったはずです。
こすらないというのは、タオルの記事にも書いた話です。起きている間に気をつけていても、寝ている間は無防備になります。そこを素材で補えるなら、これほど楽なことはありません。
やってみて分かった、二重にするという工夫
ひとつ、実際に使い始めてから必要になった工夫があります。
シルクは生地が薄いんです。そのままだと、枕そのものに汚れが染みてしまう。
そこで、**シルクのカバーの内側に、パイル地の枕カバーをもう一枚かけています。**外側が肌に触れる面、内側が枕を守る面、という役割分担です。二重にしても寝心地が変わることはありませんでした。
枕そのものは、表面がメッシュ素材のものを使っています。蒸れは肌にとって良くないので、通気性は気にしている部分です。
洗う頻度
二日に一度、髪を洗う日に一緒に洗っています。
シャンプーの記事に書いたとおり、髪は二日に一度洗っています。そのタイミングと合わせておくと、覚えていられます。洗いたての髪で寝る日は、カバーも洗いたて。分かりやすいルールにしておくのが、続けるコツだと思っています。
洗剤はいつもと同じものです。柔軟剤の香りが強いものは使いません。
パイル地を顔に当てていた頃の話
以前はパイル地のカバーを直接使っていました。タオル地のような、あの手触りのものです。
ふたつ、困ることがありました。
ひとつは**髪が絡むこと。**パイルの輪に髪が引っかかります。抜け毛が気になっていた原因の一端は、たぶんこれだったのだと思います。
もうひとつは**顔に跡が残ること。**しかもこれが、年齢とともに残りやすくなってくるんですね。若い頃はすぐに消えていたものが、なかなか消えなくなる。肌の弾力の問題なので仕方がないのですが、朝の鏡でしっかり跡がついていると、それだけで気持ちが下がります。
今はその心配がありません。パイル地には、内側で枕を守るという別の仕事に回ってもらいました。
まとめ
私の枕まわりは、こうなっています。
素材:シルク100%
構造:内側にパイル地をもう一枚。二重にする
枕本体:表面がメッシュ素材のもの
洗う頻度:二日に一度、髪を洗う日に合わせて
面白いのは、これが肌のために始めたことではなかった、という点です。髪のためにやったことが、結果として肌にも良かった。
肌のことばかり考えていると、かえって視野が狭くなるのかもしれません。髪、爪、睡眠。別の目的で始めたことが、巡り巡って肌に返ってくることは、案外あるように思います。
もし今、パイル地や綿のカバーを使っていて、朝の顔に跡がついているようなら。試してみる価値はあると思います。
