乾癬の保湿ルーティン|セラミド・ビタミンD3・オイルを塗る順番【導入編⑱】

導入編

一つでは足りない、と思うようになった

アトピーや乾癬の肌に必要な成分として、「セラミド」と「リノール酸」がよく挙げられます。そして乾癬の場合は、それに加えてビタミンD3も不足しがちだと言われています。

長く肌とつきあってきて、私はだんだん、こう思うようになりました。このどれか一つだけでは、根本的には足りないのではないか、と。セラミドでバリアの材料を補い、リノール酸でもその材料を助け、ビタミンD3で乾癬そのものに働きかける。それぞれ役割が違うのだから、組み合わせて使うほうが理にかなっているのではないか——そう考えて、今は3つを重ねて使う方法を試しています。

ちなみに、今の私の肌は、ほぼ乾癬の症状が中心です。だからこそ、ビタミンD3をどう組み込むかが、私にとっては大事なテーマでした。


今の私のルーティン

まず、今たどり着いている順番を先に書いておきます。入浴後、肌がまだ少ししっとりしているうちに、次の順で塗っています。

① セラミドクリーム → ② ビタミンD3クリーム → ③ オイル(補油)

セラミドでバリアの材料を補い、その上にビタミンD3クリームを重ね、最後にオイルでフタをする。この順に落ち着くまでには、実は少し回り道がありました。


塗る順番で、一度つまずいた

いちばん悩んだのが、ビタミンD3クリームをどこに入れるか、でした。

というのも、このD3クリーム、塗った後のピリピリ感がなかなかきつかったのです。最初はこの刺激がつらくて、私はセラミド → オイル → D3クリーム、という順で塗っていました。オイルでいったん肌を落ち着かせてから、最後にD3を薄くのせる。刺激をやわらげたい一心での順番でした。

ところが、これには問題がありました。オイルでフタをした後にD3クリームを塗ると、D3が肌に入っていきにくいのです。せっかくのビタミンD3が、フタの上に乗っているだけで、あまり吸収されていないらしい、と気づきました。これでは本末転倒です。

本来、D3クリームは、油分でフタをする前の、早い段階で塗るのが理想のようでした。そこで、順番を今の形——セラミド → D3クリーム → オイル——に変えました。


刺激とは、少しずつ折り合う

順番を変えた正直な感想として、D3クリームを最後ではなく途中で塗るようにしたぶん、やはりピリピリ感は強くなりました。刺激を先に受ける形になるので、これは仕方のないところです。

ただ、不思議なもので、使い始めた頃に比べると、この刺激にだんだん慣れてきた感じもあります。最初は「うっ」となっていたのが、今は「まあ、こんなものか」と思えるようになってきました。吸収を優先するか、刺激の少なさを優先するか——迷ったすえ、私は「効いてほしい」気持ちを優先して、今の順番に落ち着いています。

もちろん、刺激の感じ方は人それぞれです。もしどうしても合わなければ、無理せず順番を入れ替えたり、量を減らしたりして、自分の肌と相談するのがいちばんだと思います。


オイルは、まだ実験中です

最後のオイル(補油)については、正直に書いておくと、今まさに試行錯誤の真っ最中です。

これまではフタ役としてココナッツオイルを使っていましたが、最近、そこにグレープシードオイルを混ぜたものに変え始めました。リノール酸を多く含むグレープシードを足すことで、フタをするだけでなく、バリアの材料も一緒に補えないか、と考えてのことです。今は、この2つをどのくらいの比率で混ぜるのがいいか、少しずつ調整している段階です。

なので、オイルについては「これがいい」と言い切れる結論は、まだ出ていません。手応えは感じ始めているので、もう少し続けてみて、落ち着いたらまた改めて書きたいと思っています。


足し算で、肌を組み立てる

こうしてまとめてみると、私のやっていることは、一つの特効薬を探すのではなく、役割の違うものを少しずつ重ねて、肌を組み立てていく作業なのだと思います。

材料を補うセラミドとリノール酸、乾癬に働きかけるビタミンD3、そしてフタをするオイル。どれか一つでは足りなくても、組み合わせることで、少しずつ肌が落ち着いてくれたら——そんな期待を込めて、今日もこの順番で塗っています。まだ完成形ではありませんが、変化があれば、その都度ここに書き足していくつもりです。

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