日光浴を続けたいけれど、時間がない
乾癬とつきあっていると、日光との関係は無視できません。一日に15分ほど直射日光に当たるとよいと言われていて、実際に紫外線を使った治療法もあるくらいです。それに日光を浴びると、体の中でビタミンDが作られます。ビタミンDは肌にとっても大切な栄養素なので、私にとって日光浴はいわば一石二鳥。日に当たった日はなんとなく調子がいい気がして、できるだけ外に出る時間を作りたいと、ずっと思っていました。
理想を言えばウォーキングです。歩けば運動にもなるし、日光にも当たれる。でも在宅で仕事をしていると、まとまった時間を確保するのが意外と難しい。「よし、歩こう」と思っても、気づけば一日パソコンの前、なんてこともしょっちゅうです。
思いついたのが家庭菜園でした
そこで今年、思いついたのが家庭菜園でした。小さな庭ですが、野菜を育てれば「水やりをしなきゃ」「収穫しなきゃ」という理由ができて、自然と外に出るきっかけになります。日光浴のためだけに庭に立つのは続かない気がしましたが、やることがあれば別です。
春に植えた苗は、ミニトマト、キュウリ、ナス、シシトウ、トウモロコシ、オクラ、サツマイモ。なかなかの品数になりました。
ナス科を育てている理由
ここでひとつ、以前の記事を読んでくださった方は「あれ?」と思うかもしれません。除去編⑦で、私はナス科の野菜を控えている話を書きました。トマトもナスもシシトウも、まさにナス科です。それなのに育てているのは、同居している家族のためです。私は控えていても、家族は普通に食べますし、採れたての野菜はやっぱり喜ばれます。自分が食べないものを育てるのも不思議な感覚ですが、これはこれで悪くありません。
始めてみたら、思った以上に楽しい
始めてみると、思っていた以上に楽しいものでした。今のところキュウリは持て余すほど採れていて、毎日どう食べようか考えるのが日課になっています。ミニトマトやトウモロコシも少しずつ採れ始めました。自分で育てたものが食卓に上がるのは、地味にうれしいものです。
気づいたら日光に当たっている
そして肝心の日光ですが、庭仕事をしているとちょうど15分くらいはお日様に当たることになります。狙って日光浴をするのではなく、「気づいたら当たっていた」という形になったのが、自分には合っていました。これなら無理なく続けられそうです。もちろん、当たりすぎて日焼けしてしまっては逆効果なので、そこはほどほどにしています。
母の生活のハリになった
思わぬ副産物もありました。高齢の母が、収穫を楽しみにしてくれるようになったことです。「今日はキュウリが3本採れた」「トマトが赤くなってきた」——そんな小さな変化が生活のハリになっているようで、これは本当にやってよかったと思っています。
苦手だったことが、趣味になった
正直に言うと、私はもともと虫が苦手で、庭仕事は得意ではありませんでした。今も虫は苦手です。でも、苗が少しずつ育っていく様子を見ているうちに、いつのまにか面白さがわかってきて、気づけばひとつ趣味が増えていました。苦手だと思っていたことが案外そうでもなかった、という発見も含めての収穫です。
健康にも、家計にも
それに、このところのインフレで食料品の値上げもばかになりません。庭で採れる分だけでも、少しは家計の助けになればという気持ちもあります。健康のため、家族のため、そして家計のため。ひとつの庭仕事がいくつもの役割を持ってくれているのが、なんだかありがたいなと感じる今日この頃です。

