セラミドは飲むか塗るか|1年続けて分かったこと【導入編㉔】

導入編

セラミドを飲み始めて、塗り始めて、そろそろ1年になります。

以前、栄養素は飲むのがいいのか塗るのがいいのか、という話を書きました。あのときは理屈を整理しただけで、答えは出していません。今日はその1年後の報告になります。

先に結論を書いておくと、どちらか片方を選ぶ、という発想がそもそも間違いだったというのが今の実感です。


ほぼ同時に始めました

正直に書くと、切り分けはできていません。

飲むのと塗るのを、ほぼ同時に始めてしまったからです。だから「どちらが効いたか」という問いには答えられません。

自己実験としては、これは失敗のやり方です。一度にひとつずつ変えるのが基本ですから。それは分かっているのですが、当時はどちらも必要だと思っていました。

そして1年経った今、分けなくてよかったのかもしれないと思っています。理由は、この2つが体の中で果たしている役割が、そもそも別物だと感じているからです。


塗るセラミドは、蒸発を防ぐためのもの

私は塗るセラミドを、浴室の中で、一番最初に塗ります。

体を拭いて、脱衣所に出て、それから塗る——ではなく、浴室にいるうちに塗ってしまう。

理由は、お風呂上がりの肌からは水分がものすごい勢いで逃げていくからです。入浴直後の肌は水分を含んでいますが、放っておくと数分で入浴前より乾いた状態になると言われています。だから逃げる前に蓋をするイメージです。

セラミドは、皮膚の一番外側で、細胞と細胞の隙間を埋めている成分だと言われています。この隙間が埋まっていれば水分は逃げにくく、外からの刺激も入りにくい。逆にここが減ると、水分が抜けて刺激が入る。

つまり塗るセラミドは、その場で、表面の穴を埋めるもの。効き方が物理的で、分かりやすいです。

使っているのはフォーファムのボディミルクです。以前書いたとおり、私のスキンケアはセラミドクリーム → ビタミンD3クリーム → ココナッツオイルの順で落ち着いていて、その一番目がこれになります。

※本記事で触れた商品です。フォーファムはローションとのセットのリンクになりますが、私が使っているのはボディミルクのほうです。


飲むセラミドは、材料を届けるためのもの

一方、飲むほうはまったく別の考え方で続けています。

セラミドを必要としているのは、皮膚だけではありません。体のあちこちの細胞膜に関わる成分だと言われています。だから飲んだセラミドが、まず皮膚に届くとは限らない。体の中で優先順位がつけられて、必要なところから使われていくのだと思っています。

そう考えると、飲むほうは即効性を期待するものではありません。材料を切らさないように補給し続けるという感覚に近いです。

私が使っているのは、株式会社ジェヌインアールアンドディーの「セラミドブースター」というものです。醤油粕から抽出したもので、サプリメントでは珍しいヒト型セラミドとされています。飲むというより、噛んで食べる形です。

※リンクは公式ショップのものです。私は取扱店を比較して安いところで購入しています。


正直、始めて1か月では何も分かりませんでした。変化を感じ始めたのは3か月から半年くらいだったと思います。表面がしっとりするという感じではなく、皮膚そのものが丈夫になっていくような感覚でした。

これは完全に私個人の感想です。数値で測ったわけでもありませんし、他のことも同時にいろいろやっている時期でした。それでも、この感覚があったからこそ1年続いたのだと思います。


役割が違うので、比べる意味がなかった

1年やってみて分かったのは、この2つは競合していないということです。

塗るほうは、今そこにある皮膚を守るもの。 効果は早く、目に見えて、その場限り。塗らなければ効かない。

飲むほうは、これから作られる皮膚の材料になるもの。 効果は遅く、実感しにくく、続けて意味がある。

だから「どっちが効くか」という問いの立て方が、そもそもずれていたのだと思います。片方は今日の防御で、片方は数か月後の土台。時間軸が違うのです。

以前、栄養素を飲むか塗るかという話を書いたとき、経口摂取と経皮吸収では届く場所が違う、という整理をしました。1年経って、それを実感として理解した感じです。


やめる選択肢はなかった

この1年、いろいろなものを試してはやめてきました。ビタミンEも、ナイアシンも、エプソムソルトも、ボディソープも合わないと分かって手放しました。撤退編が4本もあるのはそのためです。

でもこの2つについては、やめようと思ったことが一度もありません。

理由をうまく説明できないのですが、セラミドは皮膚にとって欠かせない成分だという確信のようなものがあります。減っているものを補っているだけなので、悪くなりようがない、という感覚に近いかもしれません。

もちろん、これは私の場合の話です。合う合わないは人それぞれですし、私だってビタミンEでは失敗しています。


まとめ

1年続けた今の結論は、こうなりました。

飲むと塗るは、選ぶものではない。役割が違うので、両方やる。

もしどちらか一方から始めるなら、塗るほうが先だと思います。変化が早いので、続ける気力が保ちやすいからです。飲むほうは効果を感じるまでに数か月かかるので、最初に始めると「効いていない」と感じてやめてしまうかもしれません。

そして飲むほうは、やめないことが大事だと思っています。材料の補給なので、切らせば元に戻るだけですから。

まだ1年です。3年経ったときにどう思っているかは分かりません。そのときにまた書こうと思います。

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